久しぶりに夜中からノンビリ出来ました。
ツタヤで見かけた「V フォー・ヴェンデッタ」を借りてきました。 マトリクスのチームが再結集して作られたということが売りだったので、そういう面で期待してました。 ところがどっこい、そういう期待感では見ないほうがいいかも・・。 ストーリーは近未来の話。第三次世界大戦以降のイギリスが舞台で、混乱期に現政府要人が行った、数々の非道からの復讐劇って感じの話です。 これが期待を裏切る面白いさ。 最初は「思想的だな~。重いかな~?」と思ってたのですが、ヒロインのナタリー・ポートマンと、ヴィー役のヒューゴ・ウィービング(マトリクスのエージェント・スミスね。)がスゴイはまり役。 特にヒューゴ・ウィービングの語りは最高にカッコイイし、あのネチコイ喋りは彼しか出来ないものだと思った。 ずーっと仮面のままでの演技なんだけど、細かいしぐさや動きだけで、難しい感情を見事に表現してて凄く驚きました。 最後のシーンまでの流れで、とてもキリっとしてて、スゴイ映画だと思いました。ご都合主義な話の流れはたっくさんありますが、それはご愛嬌。 思想的なものだと思ったり、狭い世界観だとか思わないで、素直に受け止めて見れたら、かなり面白い映画だと思えると思います。 オリジナルの世界観で、あそこまで面白く仕上がってる映画も珍しい。 名作というより、傑作、そんな映画でした。
by michinoyu3
| 2006-09-16 21:49
| 洋画
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